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社長の一言メッセージ(2002)

あなたは充分に完璧です

人生で私たちが遭遇する全ての状況、状態の性質は「無常」である。(仏陀)
常に変化する状況や状態に「幸せ」の基準を置いていたら、「一生幸せだった」という人生は送れない。
人生は「外側」にあるのではない。「内側」にあるのである。

幸せになりたいと思っているあなたへ、
あなたは今、充分に幸せです。
美しくなりたいと思っているあなたへ、
あなたはとても美しい人です。
自分はまだ未熟だと思っているあなたへ、
あなたはすでに充分に完璧です。

成長とは「気づく」ことである。

今のままでいいよ

「こうでなければならない」と言われるから、こころがざわつく。

「今のままでいいよ」と言われたときから、

自分の中に本当になりたい自分が生まれてくる。

愛する人に言ってあげよう。

「今のあなたが一番好き!」

沈黙を聞く

音は沈黙の中から生まれて、沈黙の中に消えて行く。
光も暗闇の中から生まれて、暗闇の中に消えていく。
沈黙を聞き、暗闇を見つめようとしなければ、音や光の意味はわからない。

人生も又、この音や光のようなものである。

何のために

中国人の日本語試験の回答である。
問1:「あたかも」を使って短文を作りなさい。
答え:「冷蔵庫に牛乳があたかもしれない。」
問2:「どんより」を使って短文を作りなさい。
答:「僕は、うどんよりそばが好きだ」
問3:「うってかわって」を使って短文を作りなさい。
答:「彼は麻薬をうってかわってしまった」
・・・・・・

笑った後、興味深く感じるのは、これはジョークではなく真面目に答えているのだろうと思える所である。
意味を理解しないで文章を作るとこういう風になる。
人生も意味を理解しようとしないで、ただ一生懸命生きているだけだと的の外れた結果の出ない生き方になってしまう。
「何をしたか」よりも「何のためにしたか」が大事である。
「如何にやるか」よりも「どうあるべきか」を考えることが大事である。

グッと飲み込む

失敗したって、くよくよしない。
失敗したということは、挑戦する勇気があったということだ。

短所は誉めてあげよう。
短所は長所の裏返しだから、誉めてあげると長所に変わる。
短所を誉めるということは相手が変わることではない、自分の見方が変わるということだ。

ポジティブに考える力を養おう。
ネガティブな感情は外に撒き散らしてはいけない。
それは自分の心や自分の人生、周囲の人たちを汚染させ、さらなる痛みや不幸を生んでいく。

嫌なことがあったら、グッと飲み込むんだ。
それが栄養となって自分を成長させ、魅力を作り上げていく。

「ボスホラス」

「君はボスホラスの海を見たか!」
五木寛之の小説に出てくるロシアの詩人エセーニンの詩を引用した言葉である。
極寒のシベリアの地で、遠く暖かいボスホラスの海に対する想いを綴った詩である。
この想いにロマンを感じ、この言葉に魅せられてトルコへ行った。
ボスホラスに対する強い憧れがあるから、ただ海を眺めるだけでなく、
西洋に立ちボスホラス海峡を挟んで東洋を眺め、立ち尽くすことが出来たのである。

人は自分の想いを通して世の中を見ている。
いつでも素敵な世の中が見えるような自分の「想い」を持ち続けたい。

「シャガール」

人生において、愛の伴わない行為というものは無意味である。」

シャガールの言葉である。
シャガールの絵はよくわからない。
首が逆さに付いていたり、人や馬が空を飛んでいる。
でもこの言葉でシャガールが好きになった。
そういえば「顔」はいつも「こちら」を向いているように思えるし、心の中の「愛」を描いているから、いろいろなものが空中に浮かんでいるのかも知れない。
シャガールの絵を見ていると心が暖かくなる。
シャガールの絵がますます好きになった。

「生きる」ということは「愛する」ということである。

「泣きながら、笑う人」

笑っている人が、いました。
その隣に、泣きながら笑っている人が、いました。

なぜだか、笑っている人より、
泣きながら笑っている人のほうが、
幸せそうでした。

(中谷彰宏)

苦しいとき、悲しいときこそ笑おう。
それは、とても素敵な笑顔だ。

夜、寝るときには

心は意識である。
夜、寝るときには、嫌なことや心配なことは考えない方がいい。
考えてると一番楽しくなることを思い浮かべながら、寝るのが良い。
それが心を強くする方法である。

夜、寝るときには、今日「ありがとう」と言いそびれた人にそっと心の中で「ありがとう」とつぶやくと良い。
その気持ちは必ず相手に伝わるし、心がきれいになっていく。

今は大変なときだから、みんな一生懸命頑張っているのがよくわかる。
「みんな、ありがとう」

自分の夢は人を中心とした新しい社会の実現のために、企業活動を通じてわずかでも貢献していくことである。それは今も変わらないのだが、最近別の夢が大きく膨らんできている。
それは「自分の奥さんをもっともっと幸せにすること」である。

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