SPICの強み

1. 独立系の歴史あるSIer

当社は1965年の創業から半世紀にわたって業務用ソフトウェアのコンサルティング、設計、開発、導入、保守をワンストップで提供しているSI企業です。
独立系として成長してきたため、企業内の一体感や創造性あふれる柔軟な発想も得意分野です。

2. 作ってお終いではないシステム創り

当社にはビジネスシーンにおいてもお客様と一緒に汗をかくITエンジニアが多数在籍しています。
これは企業理念でもある「Good People Company」を社員がそれぞれ大切にし、実践しているからです。
顧客満足度調査でも「協力度」が常に好成績なところも私たちの強みです。

3. 幅広い技術領域と高品質なサービスを提供

ITシステムはもはや1社の技術やサービスでは成り立ちません。複数の製品やサービスを複合的に提供できて初めてお客様のニーズに答えることができます。
高品質な製品やサービスを提供するにはビジネスパートナーとのビジネスネットワークを越えるヒューマンネットワークこそが必要です。
私たちは「人間尊重」の考えに基づき、お客様はもちろん、仕入先やパートナーとの関係をとても大切にしています。

ビジネスリーダーが語るSPICの強み

        うえさと じゅんこ

取締役 上里 淳子

1975年入社。

商社事務業務の電算化 給与計算のアウトソーシング等を経て、

現在は現場を離れ、社員がイキイキと楽しく多様な働き方ができるように、

会社規程・諸制度等の整備や労働環境の整備に取り組んでいます。

■縁 -えにし-

インタビュアー:まず初めに、上里さんが大切にしていることは何ですか?

 

上里:「縁(えにし)」ですね。人と人との繋がりです。

   前任である会長が、「縁」をとても大切にしていました。

   私が入社した当時のエスピックは社員数も11名と小さな会社で、

   知り合いの紹介など、人の繋がりで採用をしていたこともあり、

   “会社”ではありますが、"家族"のような関係を築いていました。

 

   その"家族"のような関係というのは、入社40年経った今でもずっと続いています。

   「Good People 5箇条」という行動指針や「SPIC」という社名も、社員達で考えた

   ものですし、そのような大切な事も、社員が自然と意見を出して決まっていくのが、

   エスピックのいいところかなと思います。

 

   初めは小さな会社でしたが、「縁」を大切にしてどんどん輪を広げていって

   新たな世代がより大きく輪を広げていってくれたと感じています。

 

インタビュアー:例えば、どのような「縁」を大切にしているのですか?

 

上里:お客様との繋がりはもちろん、協力会社との繋がりも大切にしています。

   仕事上の繋がりだけではなく、プライベートでも親交させていただいており、

   それが仕事の面でも活かされています。

   またそのような親交のお誘いも、SPIC側から積極的に行っていることも多く、

   私だけでなく、社員一人ひとりも「縁」を大切にしていると思います。

 

   また、エスピックの社員同士の繋がりで言うと、

   いい意味で、"上司"と"部下"、"先輩"と"後輩"という関係が無いかなと感じています。

   人と人との「縁」なので、そもそも"上"とか"下"とかは関係ないのです。

   一般社員が「社長と飲みたい」と思った時に、直接、一般社員から社長を

   お誘いするなんて、他の会社ではあまり無いと思いますしね。

 

インタビュアー:確かに、そうですね。会社として「社長と語る会」や「部長と語る会」等の

        イベントも開催していますし、そのような雰囲気が"役職の壁"を

        感じさせなくしているのかもしれませんね。

 

上里:エスピックには、人と人との「縁」を大切にしているからこそ、

   「人を喜ばせて自分も喜ぶ」という人が多いように感じます。

   仕事の面でも、上司が、部下が出来ることを探してその道を作ってくれたり、

   自分に出来ないところは誰かが補ってくれたり。

   「誰かが誰かの為に何かをやっている」、「相手を喜ばせることによって自分も嬉しい」という人が多いのです。

 

   例えば、ワーキンググループや委員会を例にとっても、多くの人が自主的に手を挙げて立候補してくれています。

   採用活動においても同様で、「自分が就活生だった時に先輩にしてもらったことを、

   自分も、今の学生に返していきたい」という思いが強く感じられます。

 

インタビュアー:「Good People 5箇条」や、「人を大切にする」などの

        理念に共感した人達が入社しているからかもしれませんね。

 

上里:自分達の手で会社を作り上げていきながら、人と人との繋がりをもっともっと広げていきたいです。

 

(インタビュー日:2021/04/01)


                           かわばた まさる

第1事業部 システム2部部長 川端 勝

2001年入社。

システム開発およびシステム運用保守業務を中心に受注から納品までの全工程を経験。

特に大規模なシステム移行の経験多数。現在はパートナー企業との

アライアンス推進責任者として人と人を繋ぐのがミッション。

■「強み」で勝負する

当社の強みは、社員一人ひとりが自分の特徴を「強み」として勝負できる文化がある事だと思います。

『相手の特徴を活かすためにはどうすればいいか』あるいは『自分の強みで勝負するにはどうしたらいいか』

ということを考えて行動に移す人がとても多いです。

そのせいか、個性的で魅力的な人が年々増えているような気がします。

 

当社の行動指針の中に「美点凝視」という考え方がありますが、みんなよく体現できていると思います。

それは現場の仕事だけではなく、ワーキンググループ(社員が自主的に会社の課題を解決していく組織)や

部活、サークルなどで社員が様々な特徴を「強み」として発揮しているところにも表れています。

 

私自身も入社以来一貫して、自分の「強み」を発揮しながら仕事をさせてもらっていると感じています。

自分の苦手な領域は、一歩引いて見ると他の誰かが「強み」として勝負している領域であることが多いですし、

今の自分に足りない部分は(当たり前になってついつい忘れてしまいますが)他の誰かがこっそり支えてくれている

部分なんだよなぁ・・・と常々感じています。

 

これまで一緒に仕事をしてきた上司や先輩方が、なるべく私の特徴を「強み」として活かして勝負できるような

仕事を任せてくれたり、自分の苦手な部分をカバーしてくれるような後方支援をしてくれました。

私もそうありたいと思いますし、若手メンバーの皆さんにもこの文化を継いでいってもらいたいと思います。

 

この考え方の延長線上に思い描いているのが当社ビジョンの「共生の社会」です。

 

企業レベルでお互いの「強み」を活かして、お互いの違いから多くを学びながら、

将来的には一社だけでは成しえない大きな取り組みを通じて、次の世代にバトンタッチしていきたいと思います。


次回掲載予定:未定